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ニュースレター12月号

                      スモーカーフェイス

今年ももう12月。昨年のこの時期より寒い気がします。皆様風邪などひいていませんか?愛煙家の方でも風邪で喉が痛むとタバコが美味しくなくなり、このままやめようか・・・と思う方もいらっしゃるそうです。愛煙家の方にはとても厳しい時代になってきました。街や店、オフィスなど至る所で禁煙エリアが拡大してきています。

皆様おタバコは吸いますか?体に良くないと分かっていながら「きっかけ」がないとなかなかやめることが出来ないタバコ!!私も数年前までは愛煙家でしたのやめることの辛さは良く分かります。でもやめてみると良いことばっかり!!もうすぐ新しい年を迎えますが、新年から”やめよう”と思ってくださる患者様が増えるよう、これが「きっかけ」になることを祈りながら今年最後の12月号は歯に対するタバコの影響について取り上げてみました。

喫煙は他の臓器よりお口の中のガン、歯周病と密接な関係があります。それもそのはず、吸い込まれた出来立てホヤホヤの200種類を超える有害物質満点の煙は、初めて触れる場所であるお口に粘膜からも吸収され、痛みに対する感度を狂わせ、味覚や嗅覚さえも鈍くさせます。また、ニコチン以外の口臭や体臭(汗)も強くさせます。さらに、タバコを吸うと血液の流れを悪くするので歯槽膿漏などの治療をしても酸素や栄養が行き渡らないのでなかなか治りません。歯肉炎や歯槽膿漏にかかるとハグキからのSOS信号で、ハブラシ時に出血します。しかしニコチンが血液の流れを悪くしているため、このSOS信号すら出す事が出来ず、気づいた時には重度の歯周病で手遅れになってしまうこともあります。

さて皆様「スモーカーフェイス」というのをご存知ですか?これは、タバコを吸う人特有の顔つきをそう呼んでいます。

①しわが多い、②歯の黒ずみと悪臭、③しみや吹き出物が多い、④唇・歯茎・皮膚に不健康な黒ずみ

1本のタバコを吸うと1日のビタミンCの必要量の半分が使われてしまうので、どんなに配慮した食事や果物を摂取しても老化現象防止には追い付かず、お肌を気にする女性の方は特に気を付けたいですね。

私の体験と禁煙対策をされた患者様を拝見させていただくと、禁煙してから数週間で歯周組織が生き返った感じになり、1年程度でスモーカーフェイス特有の黒ずみ等はなくなっていきます。

他の臓器は復活するまでもう数年必要のようですが・・・。

ご家族の方で愛煙家の方がいらっしゃれば、是非お試しくださいね!!

さあ、来年から綺麗な体に生まれ変わりませんか?

 


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